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【38歳でも】植木通彦 13【成長期】

765 :怒るでななし:2007/03/23(金) 05:39:40 ID:z+nnsdAV
「去年は競艇が面白くなかったんですよ。もう本当にイヤでイヤでね。余裕がなかったんです。
以前なら、レースをしている自分を、ファンの人とか、記者の人とかの視線で眺めていられる
もう一人の自分がいたのに、去年の僕は自分のことしか見えてなかった。視野が狭くなり、
周りが見えなくなっていました。着順を守ることに必死で、だから失敗もしてしまう。
なんでこんな仕事をしてるんだろうと、思い詰めたこともありました。
そんな余裕のない気持ちが本当に変わったのは、今年、尼崎の笹川賞に出場できたことが
きっかけです。ファンの人から投票していただいて、自分が選ばれたのが不思議だったんですよ。
それも上位で選んでもらえた。去年の成績ではギリギリで選んでいただけるか、
届かないかだろうなと想像していましたから、まさかあんなにたくさんの投票を僕にしていただけるなんて、
本当にビックリしたんです。ああ僕は“植木通彦”なんだなってね、あらためて思いました。
生意気な言い方に聞こえるのかもしれませんが、調子が悪くても“植木通彦”を応援してくれる人が
たくさんいるんだ、と実感しました。そして、すごい励みになりました。成績の悪い僕をお客さんが怒るのは、
“植木通彦”はそういう選手ではないという思いを持ってくれているからなので、ここで立ち止まっていてはいけない、
と真剣に思いました。去年、どうして勝てないんだろうって、そんなところから始まって、悩んで迷って、
一人で落ち込んでいる時期に、高校時代の野球部の先輩や後輩と会う機会があって、
その話をしたら、『お前は幸せだな』と言われたんですよ。こっちは『なんが幸せね?』と言い返したんですが、
『今の世の中、仕事がない人もいるんだぞ』って言われて。『仕事のことで悩めるお前は幸せだ』と。 
これは自分にとって新鮮な言葉でした。何かね、それまで落ち込んでいたことが馬鹿みたいに感じられて、
“そうか、自分は幸せなんだ”って。もちろん自分の悩みから逃げてはいけないんだけど、
でも落ち込む必要もないんじゃないか。つまり、プレッシャーを感じることも自分の仕事なんだから、
それを楽しむっていうか、もっとプラス思考でいたらいいんだなと思えるようになりました。 
これはね、何も野球部の友人たちから言われただけじゃないんです。親父の友人とか、近所の人とか、
いろんな人から声を掛けてもらいました。それだけでも環境に恵まれていて、自分が幸せなことが分かりますよね。
みんなが背中を押してくれてるっていうのが、本当にうれしかったです。そこに、笹川賞の上位選出でしょ。
ファンの人からの“植木通彦”への期待がやっぱり僕の背中を押してくれて、それだけの結果を残せないときも
あるかもしれないけど、精一杯のレースをすることで分かっていただこうと思えるようになりました」


植木、もう競艇がいやになるのかな?

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